【遊戯王】「リミッター解除」エンドフェイズの自壊と引き換えに、機械族モンスターの攻撃力を倍にする効果

 

 

《リミッター解除/Limiter Removal》
速攻魔法(制限カード)
(1):自分フィールドの全ての機械族モンスターの攻撃力は、ターン終了時まで倍になる。
この効果が適用されているモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。

 

 Thousand Eyes Bible -千眼の魔術書-で登場した速攻魔法。
 エンドフェイズの自壊と引き換えに、機械族モンスターの攻撃力を倍にする効果を持つ。

 機械族アタッカーが最上級モンスターの攻撃力を簡単に上回るようになる、【機械族】の戦闘面での切り札となるカード。
 2倍にするのは現状の攻撃力であるため、装備魔法等でモンスターを強化していればその分の強化値も込みで2倍となり、単体で1ターンキル級の攻撃力が得られる。
 速攻魔法であるため、無効化されにくいダメージステップでの発動も可能。
 何より自分のフィールドにいる全ての機械族モンスターを強化できる点もメリットとなっている。

 強力な効果の代償として、強化効果を受けたモンスターは自壊するため、出来るだけゲームエンドに持ち込める状況で使用したい。
 モンスターを戦闘破壊するだけならば《収縮》等で十分である以上、ボード・アドバンテージを失うこのカードはリスクが大きい。
 なお、自壊は《強化支援メカ・ヘビーウェポン》等で回避する事が可能である。
 シンクロ・エクシーズ素材や《サイバー・エルタニン》を特殊召喚するなどでリスクを回避したり、もしくは自壊効果を逆手にとって機皇帝を特殊召喚するのもよい。

「攻撃力が倍になる」処理について。
詳細なルールについては「発動した効果で攻撃力・守備力が指定された数値になる場合」を参照のこと。
このカードの効果処理時に(元々のではない)攻撃力を倍にし、その数値で固定する。
装備カード・フィールド魔法等による攻撃力変化等も踏まえた後、倍にする。
例:《デーモンの斧》を装備した《サイバー・ドラゴン》に、《リミッター解除》を発動すると攻撃力は6200。
攻撃力が固定された後は、攻撃力アップに貢献していたカードがフィールドから離れたり、既に適用済みの永続効果に変化があっても、攻撃力が下がらない。
例:《魔導師の力》の装備中に魔法&罠カードゾーンのカード数が増減しても、《魔導師の力》自体が破壊されても、攻撃力は《リミッター解除》で固定された数値から変動しない。
例:フィールド上の機械族の数が増減しても、《機械王》の攻撃力は攻撃力は《リミッター解除》で固定された数値から変動しない。(12/02/26)
攻撃力が固定された後、攻撃力が上がる効果が新たに発動・適用された場合、通常通り攻撃力は上昇する。
例:《リミッター解除》によって攻撃力が4200になった《サイバー・ドラゴン》に《デーモンの斧》を装備した場合、攻撃力は5200。(11/07/22)
《スキルドレイン》との関係。
例1:《カードガンナー》が自身の効果で攻撃力をアップし1900、このカードで倍の3800、その後《スキルドレイン》を適用しても、3800のままである。(11/07/18)
例2:《キメラテック・オーバー・ドラゴン》が自身の効果で4000になっていて、このカードで倍の8000、その後《スキルドレイン》を適用しても、攻撃力は8000のまま。(11/07/22)
01/01/15に制限カードとなったが、当時は強力な機械族が少なく、03/04/10に制限解除された。
しかし、遊戯王GXで登場した強力な機械族がOCG化されたため、05/09/01に再び制限カードに指定され現在に至っている。
リミッターとは、主に機械の性能等に対して制限を持たせ、必要以上の力を出して壊れないようにするためにつけられる、安全装置の事である。
これを解除したために、一時的な爆発力は発揮するものの、最終的に壊れるのだろう。
原作・アニメにおいて―
アニメオリジナル「城之内vs御伽」戦において、御伽が使用。
《メテオ・ストライク》を装備した《超時空戦闘機ビック・バイパー》の攻撃力を倍化し、守備表示の《ゴブリン突撃部隊》を攻撃して勝負を決めた。
アニメGXにおいては、丸藤亮が度々使用。
「十代vsカイザー亮」(2戦目)では、《パワー・ボンド》により融合召喚された《サイバー・エンド・ドラゴン》の攻撃力を、16000まで跳ね上げている。
「十代vs翔」戦においては、翔の手札に存在しているのが確認できる。
他にも、万丈目・クロノス・オージーン王子・猪爪誠が使用していた。
アニメ5D'sの「龍亞&龍可vsディマク」戦において、龍亞&龍可が使用。
《地縛神 Cusillu》の攻撃宣言時に発動し、《パワー・ツール・ドラゴン》の攻撃力を2倍にして返り討ちにした。
その後、装備魔法《集中防御盾セントラル・シールド》を身代わりにする事でエンドフェイズ時の自壊を回避している。
また、デュエルアカデミアの実習である「龍亞vsルチアーノ」戦においてはルチアーノが使用。
《機動砦のギア・ゴーレム》の攻撃力を2倍にし、勝負を決めた。
「遊星vsジャック」(2戦目)では、類似した効果の魔法カード《Spスピードスペル-ファイナル・アタック》を遊星が使用している。
こちらは対象が1体のみの代わりに全てのモンスターに使える。
アニメARC-Vの「アレン&サヤカvsグロリア&グレース」戦においてアレンが使用。
サヤカの《フェアリー・チア・ガール》の効果でこのカードをドローし、《重装甲列車アイアン・ヴォルフ》の攻撃力を倍にし、エンドフェイズに自壊した。
アニメVRAINSの草薙の回想における「遊作/Unknown vsハノイの騎士」戦で両者が使用。
《電影の騎士ガイアセイバー》が《ジャック・ワイバーン》に攻撃した際、それを返り討ちにすべくハノイの騎士が発動。
しかし、チェーン発動された《禁じられた聖槍》で《ジャック・ワイバーン》が効果を受けなくなったため失敗に終わる。
そしてUnknownが発動したこのカードで、《電影の騎士ガイアセイバー》の攻撃力を5200まで上げた。
古参カードであり、アニメにもちょくちょく出ているカードであるが、同一デュエルで複数枚使用されたのはこれが初。
実にアニメ初登場から16年も経ってからのことである。
OCG出身且つ特定の種族のサポートカードだが、シンプルな効果故のわかりやすさと機械族使いが多いからか、アニメ6作品中5作品に登場している。
同様の例として同じくシンプルな種族サポートカードである《戦士の生還》も4作品に登場している。
多くの場合で、デメリットを受けないよう発動ターン中に決着がつけるか他の効果で自壊を回避している。

http://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%D4%A5%EA%A5%DF%A5%C3%A5%BF%A1%BC%B2%F2%BD%FC%A1%D5

 

個人的評価: 9.3/10