【遊戯王】「ユベル」戦闘破壊耐性・コントローラーへの戦闘ダメージを0にする2種類の永続効果、自壊・戦闘ダメージ反射・破壊時に進化する3種類の誘発効果

 

 

《ユベル/Yubel》
効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードは戦闘では破壊されず、
このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
フィールド上に表側攻撃表示で存在する
このカードが相手モンスターに攻撃された場合、
そのダメージ計算前に攻撃モンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
また、自分のエンドフェイズ時、
このカード以外の自分フィールド上のモンスター1体をリリースするか、このカードを破壊する。
この効果以外でこのカードが破壊された時、自分の手札・デッキ・墓地から
「ユベル-Das Abscheulich Ritter」1体を特殊召喚できる。

 

 PHANTOM DARKNESSで登場した闇属性・悪魔族の最上級モンスター。
 戦闘破壊耐性・コントローラーへの戦闘ダメージを0にする2種類の永続効果、自壊・戦闘ダメージ反射・破壊時に進化する3種類の誘発効果を持つ。

 《ユベル》の第1形態であり、【ユベル】はまずこのカードをフィールドに出さないと始まらない。
 最上級モンスターだがステータスが低いため、《ダメージ・コンデンサー》《キラー・トマト》《ヘルウェイ・パトロール》などで容易に特殊召喚可能である。

 《魔法の筒》と同様の効果を持っており、相手モンスターが多数並んでいる状態で《バトルマニア》を使えば大ダメージが期待できる。
 表側攻撃表示でなければ反射効果は発動しないが、戦闘によって破壊されない上に戦闘ダメージも受けないので特に問題はない。

 フィールドへの維持を狙う場合には、《黄泉ガエル》や《サクリファイス・ロータス》などのリリース要員を用意する必要があるだろう。
 ただ、第2形態以降はエンドフェイズのリリースが不要で同じダメージ反射効果を持つため、無理に維持する必要はさほどない。
 《神縛りの塚》でエンドフェイズの自壊が防げるため、敢えて進化系を入れなくても比較的安定するようになった。

 破壊されると第2形態《ユベル-Das Abscheulich Ritter》が特殊召喚されるため、効果破壊には強い。
 むしろ、第2形態以降を主力とする場合には、このカードを手早く効果破壊する手段も求められる。
 《リミット・リバース》で相手エンドフェイズに特殊召喚し守備表示にして自壊させる、《魔族召喚師》の効果で特殊召喚し残った《魔族召喚師》をエンドフェイズのリリースに使用するなどの手段が考えられる。
 《デブリ・ドラゴン》で蘇生すると、戦闘破壊耐性のみが無効になり、墓地で発動する進化効果は無効にならないので、反射ダメージに目をつぶれば自爆特攻によって簡単に進化できる。
 また汎用性の高い《禁じられた聖杯》にしても上記と同じ事が可能である。

 進化が難しい場合は、2体を並べてランク10のエクシーズモンスターに繋げるのも手である。
 《悪夢再び》や《ダーク・バースト》等で簡単に手札に回収できる点も見逃せない。

ダメージ反射の効果は誘発効果であり、チェーンブロックを作る。
またエンドフェイズ時のリリースを要求するのは強制発動の誘発効果で、効果処理時にリリースか破壊かを選択する対象をとらない効果。
戦闘破壊されないのは永続効果であり、《ユベル-Das Abscheulich Ritter》の特殊召喚は「破壊された」後で発動する誘発効果である。
チェーン2以降で除去されると第2形態の特殊召喚はできない。
また《ソウルテイカー》のように破壊後の処理がある効果でもタイミングを逃す。
詳しくは「タイミングを逃す」を参照。
フィールド以外で破壊された場合にも、《ユベル-Das Abscheulich Ritter》の特殊召喚は可能。
手札からの破壊でも特殊召喚効果は有効、《魔のデッキ破壊ウイルス》にはとことん強い。
《連鎖破壊》でデッキから破壊した場合には《ユベル-Das Abscheulich Ritter》が複数場に並ぶ。
《昇天の角笛》《神の宣告》などで(通常召喚の)召喚を無効にされた時にも、手札でもフィールドでもない場所から破壊されるが特殊召喚効果は発動する。
2007年の夏に行われたアニメGX視聴者プレゼント企画の景品3種の1枚。
ちなみに、この時紹介された画像とOCGはイラストが異なる。
始めはノーマルで収録されたが、その後わずか2ヶ月足らずで再録され、しかもアルティメットレアに昇格という、他に例を見ない大出世を遂げている。
また初出が一般パックのノーマルのカードがイラスト違いを除いて特典に選ばれたのもこのカードが初であり、破格の待遇といえる。
「ユベル」の由来は、恐らく旧約聖書外伝の一つ「ユベル書(ヨベル書)」、またはユダヤ教で50年に1度の大贖罪の日である「ユベルの年(The Jubilee year)」からだと思われる。
また進化系の名前に使われているドイツ語では、「悪」という意味の「Übel」という発音の近い言葉が存在する。
原作・アニメにおいて―
アニメGX第3期から登場した、遊城十代のフェイバリットカードの一つにして精霊の宿るカード。
ストーリー上では長期にわたって暗躍したが、デュエルでの初登場は131話の十代の幼少期の回想の中。
《オシロ・ヒーロー》と《ルイーズ》を生け贄に生け贄召喚されたが、カウンター罠《パーフェクト・カウンター・コード 123》によって召喚を無効にされてしまった。
「ヨハン(ユベル)vsアモン」戦では、ユベル自身の手により使用される。
トーチトークン2体を生け贄に召喚され、《トーチ・ゴーレム》に攻撃し、その効果でアモンのライフポイントを0にした。
3度目は「十代vsユベル」戦にて登場。
《サクリファイス・ロータス》を維持コストとしてフィールドに残り続け、2回攻撃を行う永続罠《ゼロ・スプライト》を装備して十代にダメージを与え続けた。
バウンスを狙おうとした十代の《N・グラン・モール》と共に《ヘイト・バスター》で破壊され、《ユベル-Das Abscheulich Ritter》になった。
十代の所有カードとなった後は「十代vsダークネス」戦にて登場。
《ダークネス・アウトサイダー》により十代のデッキからダークネスの場に特殊召喚され、《E・HERO ネオス》に攻撃するが通常罠《アストラルシフト》で十代に攻撃対象が変更され、十代は敗北を免れる。
この時、何故かエンドフェイズ時の効果が発動していない。
次のターンには《超融合》により《ネオス・ワイズマン》となり、最終的には《ネオス・ワイズマン》(アニメ効果)の効果で除外された。
この時ダークネスの影響か、除外された後はいったん消失してしまった。
効果名は「ナイトメア・ペイン」。
十代は幼少期からこのカードを使用していたが、このカードには邪悪な力が宿っており、十代とデュエルした人を傷つけるなどしていた。
十代は両親にこのカードの記憶を消され、このカードは宇宙の正義の波動をカードに取り込むべく《E・HERO ネオス》と共に宇宙に飛ばされた。
だが《E・HERO ネオス》が正しき闇の力を手に入れたこととは対照的に破滅の光の力の影響を受けてしまい、もともと十代に抱いていた歪んだ愛情が更に悪化してしまう。
地球へ戻った後は、十代の仲間を排除し、十代を完全に自分だけのものにしようと暗躍する。
精霊ユベルの正体は、前世の十代を守る役目を与えられた人間の少年であり、覇王の力を持つ者を破滅の光の波動から守るため、改造手術を受け今の姿となった。
前世で抱いていた「十代を守る」という使命感が、時が経つにつれて歪んだ愛情へと変化してしまった悲劇の存在であるが、最後は前世の記憶を思い出した十代と和解し、《超融合》により魂の融合を果たす。
アニメでは、自身から攻撃しても相手にダメージを与えることができた。
また攻撃力が0であることもあって、アニメではルール上は《ユベル》を攻撃モンスターとして攻撃宣言を行った場合でも、《ユベル》の額の目が光り相手モンスターを操って《ユベル》を攻撃させるという描写になっている。
(《ユベル-Das Abscheulich Ritter》や《ユベル-Das Extremer Traurig Drachen》も同様)
一方、直接攻撃のときは単なるパンチで、しかも十代に素手で受け止められている。
下記のエネルギー弾と含めて、攻撃方法がバラエティに富んでいる。
アニメとOCGではイラストが微妙に違い、OCG版では左胸と腹部が銀色になっている。
十代に偏執的な愛を傾けるキャラクターであるが、作中では性別が公表されなかったため、放送当時は物議を醸した。
声も男性(CV:江川央生)と女性(CV:鶴ひろみ)の2種類あり、場面毎に変わったり、同時に発声したりしている。
また、プロフェッサーコブラに憑依していた初期はコブラの息子リック(CV:石橋美佳)の声も使っており、加納マルタン憑依時も使用していた。
なお普段は女性の声であり、再登場時やTAG FORCEでは完全に女性の声のみが登場している。
DVDの資料によると第一形態はユベル少年体とのこと。
海外ではこの様な両性具有を連想させる(或いは二重人格を思わせる)表現は放映規制に引っ掛かるため、英語版では女性の声のみになり、三人称も主に女性に使われる「She」が使われている。
また、ユベルの特徴とも言える「歪んだ愛情表現」に類する台詞のほぼ全てが全く別の台詞に変更されており、ユベルに憑依されたヨハンの台詞も同じ措置が取られている。
結果として、英語版ではただの陰湿な敵として描かれ、日本版とは印象が全く異なってしまっている。
劇場版『超融合!~時空を越えた絆~』でも十代の精霊として登場した。
攻撃力が0のはずだが、手からエネルギー弾の様な物を飛ばしてデュエル大会の会場で爆発を起こし、群衆を追い払った。
精霊としてのステータスとカードとしてのステータスは、やはり異なるのだろうか。
ただ、この時はっきり何かが壊れた様な様子はなく、攻撃力0を活かした人払いの為のこけおどしの攻撃として放たれた可能性もある。

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